猪谷さんの本を読んでみました

猪谷さんの靴下がとても気に入ったので
原本である「雪に生きる」という本を図書館で借りて読んでみました。



猪谷六合雄さんの「雪に生きる」は
  山と渓谷社、岩波少年文庫、羽田書店、角川文庫、
  新潮文庫、創元文庫、ベースボールマガジン社、実業之日本社
など少なくとも8社から出版されており
一番古いのは羽田書店版で1943年に出版されたようです。

その一番古いのを読んでみたかったのだけれど
うちの市の図書館にはベースボールマガジン社版しかありませんでした。
ちなみにベースボールマガジン社は
猪谷さんの長男、猪谷千春さんの元舅さんが設立したそうです。

内容は明治時代に初めてスキーの存在を知ったところから始まり
日本各地を雪を求めて転々とする生活が描かれています。

全体的に、凝り性で頑固なおじいちゃんの
すっごい武勇譚を聞いている感じの本です。

猪谷さんは靴下をはじめとしてなんでも自分で作ってしまう人で
そのDIYエピソードがわたしにはおもしろかったです。

一番よかったのが、90cm×90cm×180cmの小屋を作り
勉強部屋にしたエピソード。
窓にはそれぞれに色が違う五枚の薄手の絹のカーテンをかけて、
読んでいる本や気分によって引くカーテンを換えたそうです。

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肝心の靴下の話ですが、上巻で一章割かれており、
作ったいきさつが書かれています。
猪谷さんが靴下のパターンを考え始めたのは昭和の始めごろからで
完成には8年を費やしたそうです。

そして下巻には表と作り方が載っています。
「暮らしの手帳」の説明文も相当に分りづらいですが
原文はそれに輪をかけてわかりにくい!
説明はこんな感じです↓



驚いたのが、靴下の大きさは「足袋の文数も参考にして」とあるところ。
時代を感じます。


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編み目マーカーを自作してみました

わたしが今使っている編み目マーカーは
100円ショップで買った、プラスチックのリングです。
でも編み物を進めるうちに、かわいいマーカーが欲しくなってきました。

自作したいなー、でも材料はどうしよう…と常々考えていたときに
なんとなく入った古着屋さんのアクセサリーコーナーで
目に付いたのがこれです。お値段350円。


金属は安物ですが、石は紫水晶っぽいです。
さっそく購入して、分解してみました。



おお、結構かわいくできたんじゃないのー?

ただ、リング部分は失敗でした。
カードリングの一番小さいのを使ったのだけれど
直線部分が毛糸にひっかかります。
これはひっかかりがないリングに付け替えなければ。

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無印良品の「自分でつくる足なり直角靴下」ワークショップに申し込みしてみました。
楽しみです。

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猪谷さんの靴下・二足目

真冬は毎日猪谷さんの靴下で過ごしたい野望が湧いたので
二足目を編んでみました。



使った毛糸はピエロさんのメリノ入りあったか中細の3本取りです。


一玉40gなのですが、驚いたことに両足とも編めてしまいました。
(22.3cm・作り目40目のサイズ)つまり、一そろい作るのに全部で三玉で出来てしまいます。

二玉いるかなーと思っていっぱい買ったのに
余ってしまいました。これは嬉しい誤算です。
ちなみに余ったのはこれくらい。


他の猪谷さんの靴下のかかとくらいになら使えるかな?

これからの野望

・寒いうちに家族にも編んであげたい
・中細7本取り(!)バージョンも試してみたい
・toe-up で編んでみたい

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猪谷さんの靴下を10回洗濯してみました

先月編んだ猪谷さんの靴下ですが
履き心地がいいのでヘビーローテーションしています。
あったかいし、何よりフカフカなのが心地いいです。

今、二作目を編んでいる最中なので
新品と10回ほど洗濯したのを写真に撮って比べてみました。

洗濯方法はネットに入れて洗濯機にポイ、
洗い終わったらピンチにぶら下げてベランダに干す、
という非常に乱暴なものです。

左・10回洗濯したもの 右•片方だけできた新品

リブの長さが違うのは、リブ編み110mmと長さの指定があったのを
1.1cmと読み間違えたためです。
履く時、きついと思ったのよね…
でもスキー用の靴下ってそんなもんかな、と思っちゃったのよね…バカだー!
それはともかく、乱暴な扱いにも関わらず形はきれいなままだと思います。
さすが中細3本取り+細めの針の編み地は安定感があります。

編み地のアップ
青と薄紫の糸は Puppy NEW4ply(防縮加工)で
水色の糸は毛糸ZAKKAストアーズのメリノ入りあったか中細(防縮加工なし)です。

水色部分だけフェルト化しつつあって
青と薄紫の糸からはちょっと浮き上がってきている感じ。
やっぱり編むときは同じ種類の糸で揃えた方がきれいなのかな?

わたしはこういった不揃いな感じも好きですけれど。

二作目も、もう少しで編み上がります.
履き心地を比べるのが楽しみです。

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毛糸ZAKKAストアーズの福袋が届きました

2013年になったとたんに申し込んだ
毛糸ZAKKAストアーズさんの商品が届きました。

1. 3900円の福袋



色合わせを考えてセットを作っているのかな?
って思うくらい統一感のある色合いでした。

Cocoon スイートポテト 2玉
 …びっくりするくらい軽い糸です。使い道は帽子かアームウォーマーかな。

Chamereon Camera オレンジ〜黄色〜青のボーダー 1玉
 …もうすぐ始まる靴下KALに使いたい。

Arles(アルル)中細タイプ 黒 10玉
 …あと5玉くらい買い足してStill Light Tunic を編みたいです。
  でも買い足したらあんまり福袋っぽくないかな?

mon ange 茶色 3玉
Plaisir 茶色 1コーン
 …どうしよう。わたし、茶色が似合わないんですよね。
  これは夫用のナニカを作ろう。

GUELL グレイ 1玉
 …これは欲しかった糸なので嬉しい。
  シンプルな形のマフラーにしたいけど1玉で足りるかな?


2. Knit Pro カーボンズの輪針(2.25mm/100cm)


今まで靴下を編むときはKAの80cmの輪針を使っていましたが
左右同時編みに挑戦してみたいなーと思い、
もっと長いケーブルの針を買いました。
なにやら新しい素材(炭素?)とのことで、使い心地に期待です。


3. 猪谷さんの靴下を編むための中細毛糸


中細を3本取り以上で編むので
Opalなどのソックヤーンで編むよりも高くつくかもしれません。
でもあの履き心地には代えられない!

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チャレンジ大物KAL用の糸が届きました

ラベリー内「KAL in Japanese/KAL ひろば」で催されている
2013年新春!チャレンジ大物KAL」用の糸が届きました。




パターンの指定糸が綿だったので
Rico Design というドイツのメーカーの
Essentials Cotton DK という糸にしてみました。
決め手は、グレイが濃淡二色あったことです。
(白+淡グレイ+濃グレイ)+派手な色、って組み合わせをやってみたかったので。

発色がきれいだし、糸にほんのりとツヤがあって
すっかり気に入ってしまいました。

買ったのは deramores というイギリスのサイトです。
12月25日に頼んで、着いたのが1月5日。
クリスマスとお正月を挟んでいるのに10日で着いちゃうんですね。すごいなあ

ちなみに送料は £4.95(約701円)でした。

さっそくスワッチを編み始めているのですが、
綿糸って棒針で編みづらいですね。
糸が伸びないのと縒りが戻っちゃうのとで、四苦八苦しています。

初心者に綿糸で大物、ってのはハードルが高かったか…

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綿糸を頼むついでに、ソックヤーンも一玉だけ買ってみました。


同じく Rico Design というメーカーの Superba Bamboo という糸です。
バンブーが25%入っているそうですが
確かに毛糸玉の中に指を突っ込んでみると、ちょっとヒンヤリとするかな?

これは糸に主張があるので
シンプルなリブ編みの靴下を編みたいと思います。

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